紫波町では町民待望の図書館づくりが始まっています。

設計から、本が棚に入るまで、どうやって図書館ができるのか?そのプロセスを町の皆さんと一緒に追っていきたい!

そんな思いから、図書館ができるまでの記録を司書の日々から綴っていくことにしました。
図書館を一からつくるという一生に一度あるかないかの経験。

初めてなのは町の皆さんと同じです。 そこに立ち会える幸せを感じながら、最善の道を模索して悩みながら進んでいます。
紫波町の誰もが困ったとき、悲しいとき、楽しいとき、それ以外の何でもないときにも

「図書館に行こう!」と自然に足が向くような、頼れる存在になれますように。



2012年1月20日金曜日

ひと足先に図書館へ ~最終章~

みなさんこんにちは。ノスケです。

指先、つま先、鼻先。

体中の“先”が冷えてたまりません。 冷え性…(´□`;)





過去2回に渡ってお伝えしてきた“ひと足先に図書館へ”シリーズもついに最終章です。

ということで今回は大胆に、図書館のウラも見せちゃいます (*v.v)




前回お伝えしたビジネス支援や、農業に関する本のコーナーなどは、

紫波町図書館が特に力を入れていくコーナーのひとつですが、

ノスケがおすすめしたいのが、雑誌コーナーです。


壁に沿って並ぶ雑誌の棚。その奥には閲覧用のテーブルとイスがあります。



紫波町図書館では、約150タイトルの雑誌を購入する予定です。

しかし、このコーナーだけだと150もの雑誌はさすがに入り切りません (゚д゚;)

なので一部の雑誌は、それぞれのテーマごとの棚に一緒に置きます。

例) → 育児に関する雑誌は「あかちゃんのへや」の棚に一緒に並びます




雑誌は新鮮な情報が満載。それを求めて沢山の人が集まるこのコーナーは、

いわば図書館の産直のような場所でしょうか (^ー^* )






読みたい本が見つかったら、腰を据え、ゆっくりと落ち着いて読書ができる2階へ行きましょう。

前回のブログでチラッと見えていた、あの青色の壁の向こうにあるのは、実は階段。

登った先には読書テラスがあります。



館内を見下ろす場所にあるこの読書テラスでは、

本を読みながらコーヒーを飲んだりすることもできます。


また、読書テラスの隣りには学習室がありますので、宿題などはそちらでどうぞ☆






さて、児童書コーナーから始まり、ティーンズコーナー、

一般書コーナーの主な部分をご紹介してきましたが、

最後はいよいよ図書館のウラ閉架書庫をお見せします (*´ェ`*)ポッ


ちょっとわかりづらいですが…。そして地味…。


閉架書庫とは、載っている情報が古くなった本や、紫波町の歴史を記す貴重な資料、

雑誌のバックナンバー、過去数年分の新聞などを収蔵する部屋のことです。

ここにある本棚にはそれぞれハンドルが付いていて、回すと本棚が移動します!∑(゚□゚*

スペースはそれほど広くない閉架書庫ですが、

ここには紫波町図書館全体の約半分の本が収まります。



みなさんが利用する場所からは、見ることができない場所にありますが、

閉架書庫にある本ももちろん読むことができます。

本が見つからない時には職員にお尋ねください。 閉架書庫にあるかも (*゚ー゚)ゞ⌒☆





紫波町図書館は、ここまでご紹介してきた主なコーナー以外にも魅力が満載です (o^-^)

お伝えできなかった部分は、これからも随時お伝えしていきますのでお楽しみに!




次回はひと足先に図書館へ ~潜入編~ です!

※掲載した画像の内容はすべてイメージです。

2012年1月6日金曜日

ひと足先に図書館へ 第2章

新年あけましておめでとうございます。

今年も、皆様に愛される図書館づくりを目指してまいりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。





今年は餅を食べ忘れるという痛恨のミスを犯しました Σ(T□T)!

みなさんこんにちは。ノスケです。




遂にきました2012年。

紫波町図書館オープンの年です。

ノスケは赤石神社にお参りに行き、無事にオープンの日を迎えられるよう、

力いっぱいお願いしてきました。

そのための準備をがんばらねば… (≧Д≦)




さて、まさかの年またぎ企画、“ひと足先に図書館へ”。

今日はその第2章です。




前回ご紹介した児童書コーナー部分をさらに進むと、

その先にはティーンズコーナーがあります。


画像の緑色の棚がティーンズコーナー

ここには中高生向けの本がズラリと並びます。町の未来を担うヤングたちにオススメです☆


ん?すぐそばに何やら青色の壁が見えますが…(*゚・゚)ンッ?




ティーンズコーナーを抜けると、そこは広々とした大空間!Σ(゚口゚;





あの形が内側からも分かる、吹き抜けのこのエリアには、

大人向けの本や、雑誌、新聞、地域の資料、インターネット用パソコンなどが並びます。

テーブルやイス、ソファなども多く設置されますので、ゆっくりと本を読むことができます。



また、紫波町図書館が力を入れていくビジネス支援コーナーには、

起業の仕方、会社に関わる法律、資格に関する情報など、

仕事に役立つ様々な情報を集めて設置する予定です。



地域の資料コーナー(手前)と、ビジネス支援コーナー(奥)

ビジネス支援コーナー以外にも、

紫波町の主要産業である農業に関する本を集めたコーナーを設置する予定になっており、

紫波町の様々なお仕事に対応できるよう、準備しています。




そしていよいよ、

みなさんが「さっきから気になって仕方がない」と思っている

青色の壁の向こうに進んでいくのですが、、、



続きは次回、最終章で!( *゚∀゚)v

※掲載した画像の内容はすべてイメージです。