紫波町では町民待望の図書館づくりが始まっています。

設計から、本が棚に入るまで、どうやって図書館ができるのか?そのプロセスを町の皆さんと一緒に追っていきたい!

そんな思いから、図書館ができるまでの記録を司書の日々から綴っていくことにしました。
図書館を一からつくるという一生に一度あるかないかの経験。

初めてなのは町の皆さんと同じです。 そこに立ち会える幸せを感じながら、最善の道を模索して悩みながら進んでいます。
紫波町の誰もが困ったとき、悲しいとき、楽しいとき、それ以外の何でもないときにも

「図書館に行こう!」と自然に足が向くような、頼れる存在になれますように。



2012年2月10日金曜日

ひと足先に図書館へ ~潜入編~

みなさんこんにちは。ノスケです。


2月6日(月)、中学生以来となるヘルメットを装着した私たちは、

重機がうなり、職人さんの釘打ちの音が響き渡る中、現在建築中の図書館を見学してきました。

今回はその時の様子を ひと足先に図書館へ ~潜入編~” としてご紹介します。




設計事務所の方に案内をしていただき、図書館の入り口部分から潜入開始 |ω・)



中に入ると、想像していたよりも天井が高いことに驚きました (*゚□゚)

今回は残念ながら、吹き抜けの一般書エリアに入ることはできませんでしたが、

完成すれば、とても開放感のある空間になることでしょう(*゚ー゚)


写真右側に写っている巨大なロール状のものは、断熱材と吸音材です。

現場では、これらを天井に張り付ける作業を行っていました。





奥に進むと、利用者のみなさんと職員が顔を合わせるカウンターと、

その正面に2階へ通じる階段を整備する予定です。

現場に立つとイメージが湧いてきます





現場の雰囲気にウットリ(´・`) しながら2階へ行くと、

そこには驚くほど巨大な空間が広がっていました!

今しか見られない光景

2階には、読書テラスや学習室以外にも、

スタジオなど、図書館以外の部屋の設置も予定しています。

それらの部屋を仕切る壁は、今後の内装工事で作らる予定です。




建物には窓がついておらず、2月の冷たい風が頬に突き刺さります。

そんな環境の中でも、黙々と作業を続ける職人さんたちの姿が、

とてもかっこよく、誇らしく見えました。

現場のみなさん、ありがとうございました!そしておじゃましました (・∀・)/





完成後は、ここに本を読むためのイスやテーブルが整然と並び、

本棚には本を収を収め、

利用者のみなさんに、ここで思いおもいの時間を過ごしていただく・・・



現場を見学しながら、利用者のみなさんにとって使いやすい図書館にするための、

より具体的なイメージと、更なる意欲が湧いてきた現場見学でした。